サマータイム、EUで廃止論 是非判断へ世論調査

サマータイム、EUで廃止論 是非判断へ世論調査 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34125370U8A810C1MM0000/

【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)でサマータイムの廃止の是非をめぐる検討が始まった。執行機関である欧州委員会はEU全域を対象にした世論調査をふまえ、具体的な対応を判断する。日本では2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて導入論議も浮上してきたが、1970年代から夏時間が定着している欧州では、健康面への悪影響から廃止を求める声が広がる。

調べた内容

サマータイムとは

夏の日照時間が長い時期だけ時計を1時間進めて、太陽が出ている時間を有効に活用することを目的とした制度

メリット

・活動時間が伸びることで経済が活性化する

・早朝は涼しいのでエネルギーの節約になる

・帰宅が早くなることでアフタータイムが充実する

デメリット

・労働時間増加の懸念

・睡眠時間が短くなり集中力が続かなくなる

・航空機や鉄道といった交通機関のダイヤ変更。交通信号機調整などの手間とコストが増加。

・サマータイムが終了する時にも時間を元に戻すことで手間やコストが増加する。

導入されている国

サマータイム制度を導入している国は70カ国以上あり、主な国にはイギリスを含むヨーロッパ、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランドなど。

日本での取り組み

・1948年〜1951年までの3年間、サマータイムを導入していたが、農家の生活のリズムの崩れ、残業が増加する労働条件の悪化、交通機関の混乱などにより廃止となった。

・2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策の一環として、全国一律で夏の生活時間を1~2時間早める「サマータイム」の導入を検討するよう、自民党に指示する考えを示した。

相反する意見

政府

国民の活動時間を増やし、経済を活性化させたい。暑さによる健康被害をおさえたい。導入するにあたり調整コスト、時間がかかる。

国民

時間が変わることで生活のリズムが乱れる。残業が増えるか心配。アフタータイムが楽しめる時間が増える。

インフラ調整者

残業が増える。業務時間がさらに早まる可能性がある。切り替え作業により普段おきないミスがおきる可能性がある。

仮説

・メリットとして経済の活性化、アフタータイムが増えるとあるが、実際実施になった時に活動時間が伸びたことでの残業時間増加や、時間が早まることでシステム改修やダイヤ調整など手間コスト増加といったデメリットのほうがメリットを上回るのではないだろうか。

・実際に導入している国の国民から健康不調といった不満やメリットがあまりないとの意見がある中、日本でオリンピックの暑さ対策を理由にサマータイムを導入するのはいかがなものだろうか。

提案

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